【ぴあの教室の創り方】森田の秘密⑫
なんだか失敗と試行錯誤の連続。
いつになったら『成功談』が書けるのか(笑)
相変わらず『敵地』に一人乗り込んだような気持ちで過ごす日々。
それでも生徒数だけは着実に増えていった。
そう!
生徒保護者の方々の『ママ友』の威力!
ママ友の『クチコミ』は恐ろしいまでの威力を発揮し、
更にはこちらが驚くほどの『情報収集力』も持っていた。
『○○ちゃんの通っているピアノ教室はこんな感じだよ』
『○○ちゃんのピアノの先生はこんな感じだよ』
相変わらず地元のピアノ講師の『友達』はいなかったのだけど、
どんな先生がどんなレッスンをしているのかを保護者目線から見た『情報』だけは入ってきた。
それが間接的に、
『こういう風にしたらいいんだ』だとか、
『こういう風にしたら生徒や保護者に反感をもたれるんだ』と、
保護者の気持ちを知る材料にもなった。
この年には『第二回目の発表会』として、
初めて市内のホールを借りて発表会をすることに。
ただ…
この頃の私は『ママ友の情報力』から得たモノに頼りすぎていて、
またまた『講師』としては大失態を!
『リーズナブルに』
いろんな習い事をする子供達、ご家庭の負担を少なくしなきゃ…
『同じ目線で身近な存在に』
先生と言う上からではなく、同じ位置からいろんな事が言える関係にならなきゃ…
今もその基本方針は変わらないのだけど、
それらの『本来の意味』をこの時の私は取り違えていた。
案の定…
ホールで行った第二回の発表会も『大赤字』に(汗)
恥ずかしい話…10万近い赤字での実施…
この時の私は、保護者にとって
サービスの良い、都合のよい、
ただそれだけのピアノ講師でしかなかった。
言い換えれば、
なんのポリシーも持たない保護者の顔色をうかがうだけのピアノ講師。
これではレッスンではなく、ただのボランティア…。
『リーズナブルに』
レッスンや発表会を高いと感じるか安いと感じるかは、
『何をどんな風に提供できるか』であり、
金額の大小じゃない。
納得のいくレッスン、納得のいく発表会であるか。
そんなことに気づかないお馬鹿な私。
全国の熱心な先生方からいろんなことを教えてもらい、ピアノをレッスンする姿勢も学んで、
『私はこんなレッスンがしたい!』と思うようになった頃。
それをどう実現するか模索し始めた私は、
このままじゃ…展示会で出会った楽器店の営業さんの言うように『2,3年で生徒がいなくなる教室』で終わってしまう…と、
あの言葉の重みを感じ始めていた。
納得のいくレッスン。
今の自分のレッスンは生徒や保護者にどれだけ『納得』してもらえているだろうか?
賭けに出た私。
3回目の発表会は、
1,500円から3,000円に。
4回目の発表会は、
3,000円から5,000円に。
5回目の発表会は、
5,000円から8,000円に。
ここ3年ほどは
8,000円から10,000円に。
いきなり発表会費が上がれば文句が出ることは想像できた。
誰だって『金額』だけを見れば、『安い』にこしたことはない。
だから『どうしてこの金額?』を丁寧に『説明』することを心がけた。
発表会にどんな経費がかかるかなんて、実際にイベント運営をしたことのある人でないとわからないのが当たり前。
この『説明』のおかげで、苦情や文句はなかった。
安いとは思われてはいないだろうけど、
レッスンの延長上にある発表会に対して、それらは『必要な経費』であることを認識してもらうことはできた。
そっか!
ここで、もうひとつの『発見』!
私が『異質な世界』と思ったのと同じように、ピアノを習いに来る生徒さんや保護者の方にとっては、私以上に『ピアノのレッスン』は『未知の世界』。
ひとつひとつの『説明』って大切なんだと実感!
森田、少しは賢くなったか???(笑)
・・・・・続く(笑)
今年は20回目の発表会♪
ちょっと『自分』をふりかえって『ココロの足跡』を少しずつ綴ってみようかと。
【ぴあの教室の創り方】
■森田の秘密⑪
■森田の秘密⑩
■森田の秘密⑨
■森田の秘密⑧
■森田の秘密⑦
■森田の秘密⑥
■森田の秘密⑤
■森田の秘密④
■森田の秘密③
■森田の秘密②
■森田の秘密①
【ぴあの教室】
メール ohirune.piano1999★docomo.ne.jp
★マークを@マークに変えて送信ください。
いつになったら『成功談』が書けるのか(笑)
相変わらず『敵地』に一人乗り込んだような気持ちで過ごす日々。
それでも生徒数だけは着実に増えていった。
そう!
生徒保護者の方々の『ママ友』の威力!
ママ友の『クチコミ』は恐ろしいまでの威力を発揮し、
更にはこちらが驚くほどの『情報収集力』も持っていた。
『○○ちゃんの通っているピアノ教室はこんな感じだよ』
『○○ちゃんのピアノの先生はこんな感じだよ』
相変わらず地元のピアノ講師の『友達』はいなかったのだけど、
どんな先生がどんなレッスンをしているのかを保護者目線から見た『情報』だけは入ってきた。
それが間接的に、
『こういう風にしたらいいんだ』だとか、
『こういう風にしたら生徒や保護者に反感をもたれるんだ』と、
保護者の気持ちを知る材料にもなった。
この年には『第二回目の発表会』として、
初めて市内のホールを借りて発表会をすることに。
ただ…
この頃の私は『ママ友の情報力』から得たモノに頼りすぎていて、
またまた『講師』としては大失態を!
『リーズナブルに』
いろんな習い事をする子供達、ご家庭の負担を少なくしなきゃ…
『同じ目線で身近な存在に』
先生と言う上からではなく、同じ位置からいろんな事が言える関係にならなきゃ…
今もその基本方針は変わらないのだけど、
それらの『本来の意味』をこの時の私は取り違えていた。
案の定…
ホールで行った第二回の発表会も『大赤字』に(汗)
恥ずかしい話…10万近い赤字での実施…
この時の私は、保護者にとって
サービスの良い、都合のよい、
ただそれだけのピアノ講師でしかなかった。
言い換えれば、
なんのポリシーも持たない保護者の顔色をうかがうだけのピアノ講師。
これではレッスンではなく、ただのボランティア…。
『リーズナブルに』
レッスンや発表会を高いと感じるか安いと感じるかは、
『何をどんな風に提供できるか』であり、
金額の大小じゃない。
納得のいくレッスン、納得のいく発表会であるか。
そんなことに気づかないお馬鹿な私。
全国の熱心な先生方からいろんなことを教えてもらい、ピアノをレッスンする姿勢も学んで、
『私はこんなレッスンがしたい!』と思うようになった頃。
それをどう実現するか模索し始めた私は、
このままじゃ…展示会で出会った楽器店の営業さんの言うように『2,3年で生徒がいなくなる教室』で終わってしまう…と、
あの言葉の重みを感じ始めていた。
納得のいくレッスン。
今の自分のレッスンは生徒や保護者にどれだけ『納得』してもらえているだろうか?
賭けに出た私。
3回目の発表会は、
1,500円から3,000円に。
4回目の発表会は、
3,000円から5,000円に。
5回目の発表会は、
5,000円から8,000円に。
ここ3年ほどは
8,000円から10,000円に。
いきなり発表会費が上がれば文句が出ることは想像できた。
誰だって『金額』だけを見れば、『安い』にこしたことはない。
だから『どうしてこの金額?』を丁寧に『説明』することを心がけた。
発表会にどんな経費がかかるかなんて、実際にイベント運営をしたことのある人でないとわからないのが当たり前。
この『説明』のおかげで、苦情や文句はなかった。
安いとは思われてはいないだろうけど、
レッスンの延長上にある発表会に対して、それらは『必要な経費』であることを認識してもらうことはできた。
そっか!
ここで、もうひとつの『発見』!
私が『異質な世界』と思ったのと同じように、ピアノを習いに来る生徒さんや保護者の方にとっては、私以上に『ピアノのレッスン』は『未知の世界』。
ひとつひとつの『説明』って大切なんだと実感!
森田、少しは賢くなったか???(笑)
・・・・・続く(笑)
今年は20回目の発表会♪
ちょっと『自分』をふりかえって『ココロの足跡』を少しずつ綴ってみようかと。
【ぴあの教室の創り方】
■森田の秘密⑪
■森田の秘密⑩
■森田の秘密⑨
■森田の秘密⑧
■森田の秘密⑦
■森田の秘密⑥
■森田の秘密⑤
■森田の秘密④
■森田の秘密③
■森田の秘密②
■森田の秘密①
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by asukamusic
| 2017-05-11 07:50
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