【ぴあの教室の創り方】森田の秘密⑯
この頃の私は、
『気分転換』と言う理由をつくり、一人で喫茶店で過ごすことが日課のひとつに。
レンガ造りの落ち着いた外観。
ドアを開けると漂う珈琲の香り。
細身で長身のマスターがカウンターで珈琲を淹れてくれる。
大学時代は一人で喫茶店でお茶したり、ランチをしたりはごく普通の事だったのだけど、
田舎での『おひとりさま』はなんだか居心地が悪い…。
けど、この店だけは『おひとりさま』が一番落ち着く。
きっかけは
『場所探し』で飛び込んだこと。
少人数でちょっとしたコンサートがしたい。
そんな場所を探していると、
店の名前が『symphony』と言う喫茶店を見つけた。
あまりにも落ち着いた空間。
きっと『子供達』は場違いだと断られるのを覚悟でお願いしてみると、マスターは快く場所を提供してくれた。
それが、私の『おひとりさま』のはじまり。
そして、私の唯一の『贅沢』。
いつの間にか『ご注文は?』と聞かれることなく、カウンターに座るだけでお気に入りの『マンデリン』が出てくるように。
時に、仕事を持ち込んでカウンターで珈琲を飲みながら黙々と。
時に、マスターに愚痴を語りながら。
マスターは何かアドバイスをくれるわけではなかったけど、いつも静かに私の言葉をひとつひとつ受け止めてくれた。
珈琲と一緒に『自分で考えるための時間』を差し出してくれたのかも。
レッスンまでのわずかな空き時間をここで過ごすことで、私のなかに少しの余裕が。
もちろん、生徒たちにも
コンサートホールでもなく、普段の見慣れたレッスン室でもないこのお店の落ち着いた雰囲気の中で演奏させてもらうことは、とても良い経験になった。
ある日、
そこでの出会いが『次』の私の『やりたいこと』を見つけてくれた。
・・・・続く(笑)
今年は20回目の発表会♪
ちょっと『自分』をふりかえって『ココロの足跡』を少しずつ綴ってみようかと。
【ぴあの教室の創り方】
■森田の秘密⑮
■森田の秘密⑭
■森田の秘密⑬
■森田の秘密⑫
■森田の秘密⑪
■森田の秘密⑩
■森田の秘密⑨
■森田の秘密⑧
■森田の秘密⑦
■森田の秘密⑥
■森田の秘密⑤
■森田の秘密④
■森田の秘密③
■森田の秘密②
■森田の秘密①
【ぴあの教室】
メール ohirune.piano1999★docomo.ne.jp
★マークを@マークに変えて送信ください。
『気分転換』と言う理由をつくり、一人で喫茶店で過ごすことが日課のひとつに。
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細身で長身のマスターがカウンターで珈琲を淹れてくれる。
大学時代は一人で喫茶店でお茶したり、ランチをしたりはごく普通の事だったのだけど、
田舎での『おひとりさま』はなんだか居心地が悪い…。
けど、この店だけは『おひとりさま』が一番落ち着く。
きっかけは
『場所探し』で飛び込んだこと。
少人数でちょっとしたコンサートがしたい。
そんな場所を探していると、
店の名前が『symphony』と言う喫茶店を見つけた。
あまりにも落ち着いた空間。
きっと『子供達』は場違いだと断られるのを覚悟でお願いしてみると、マスターは快く場所を提供してくれた。
それが、私の『おひとりさま』のはじまり。
そして、私の唯一の『贅沢』。
いつの間にか『ご注文は?』と聞かれることなく、カウンターに座るだけでお気に入りの『マンデリン』が出てくるように。
時に、仕事を持ち込んでカウンターで珈琲を飲みながら黙々と。
時に、マスターに愚痴を語りながら。
マスターは何かアドバイスをくれるわけではなかったけど、いつも静かに私の言葉をひとつひとつ受け止めてくれた。
珈琲と一緒に『自分で考えるための時間』を差し出してくれたのかも。
レッスンまでのわずかな空き時間をここで過ごすことで、私のなかに少しの余裕が。
もちろん、生徒たちにも
コンサートホールでもなく、普段の見慣れたレッスン室でもないこのお店の落ち着いた雰囲気の中で演奏させてもらうことは、とても良い経験になった。
ある日、
そこでの出会いが『次』の私の『やりたいこと』を見つけてくれた。
・・・・続く(笑)
今年は20回目の発表会♪
ちょっと『自分』をふりかえって『ココロの足跡』を少しずつ綴ってみようかと。
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■森田の秘密⑮
■森田の秘密⑭
■森田の秘密⑬
■森田の秘密⑫
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by asukamusic
| 2017-05-15 07:44
| ココロ足跡
|
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