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音のある風景 ~敦賀市のぴあの教室・森田佳代子です~

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50円のすれ違い

ココロのすれ違い。

『してあげた(やってあげた)』
『してくれて当たり前(やってくれて当たり前)』

人って、
そんなココロのすれ違いが時々ありますよね。

私もそう。

ココロがすれ違えば、
モヤモヤするし、時に苛立ちに変わったりもする厄介なもの。

でも、
それは『思い込み』であったり、
避けられる『負の気持ち』であったり、
ココロの持ちようで変わるのかなと思うこの頃。

私にもこんな出来事が…。

『50円のすれ違い』

50円が、高いか安いか?
恐らく『50円の価値』は、
出すことがためらわれるような『高額』ではなく、日常的に使われる額。

例えば、色画用紙。
たしか50円ほどだったかと思うのだけど、
テキスト外の楽譜をコピーして使う場合、その台紙に色画用紙を使っている。

最初の頃は、50円だから…そのくらいは…と、生徒たちから色画用紙代を求めることなく貼ってあげていた。

でも、
50円は気安く使える額ではあるのだけど…。

一人2枚~4枚。
平均して3枚として…すべての生徒に提供するには180枚。
9,000円。
こうなると『額』に対する感覚が50円の時とは違ってくる。

ココロの小さい人間丸出しで恥ずかしいのだけど…
『やってあげてる』と言う気持ちが生まれてくる。

そこに、
『色画用紙ください』ならまだしも
『高いお月謝を払っているのだから、色画用紙くらいください』なんて言葉を聞くと
ココロがザワザワする私がいる。

そんな言葉を投げ掛けるのは本当に一部の人でしかないし、これはまた別の次元の問題でもあるのだけど、
一気に私のココロがザワザワ…モヤモヤ…。

でも、よく考えると
これって私がザワザワモヤモヤするココロのすれ違いを作っていたのですよね。

『50円』
それが私にとって日常的に抵抗なく使える額であるなら、無償ではなく、きちんといただけばいいんだ!と。
実際、教室で用意する場合は実費、もしくは自分で用意してもらうことにしても
先に書いた『別の次元の問題』のある方以外からは苦情が出ることはなかった。

ココロのすれ違いは
避けようと思ったら避けられる。

もしかしたら
ココロのすれ違いは
思い込みで造り出していることも多いのかなぁと。

こんなことを如何にも真面目に書いていると、
『元々そこまで先生が負担する必要はないんですって!必要なものは必要だと言ってもらえれば大丈夫!』と保護者の方の声が聞こえてきそう。

そう♪
私がそんなことでイジイジしていると、大抵保護者の方々がそのイジイジから救ってくださる♪
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by asukamusic | 2017-10-06 08:01 | 講師のつぶやき | Comments(0)
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子供たちの笑顔を大切に・・      講師の悪戦苦闘の日記です


by 森田佳代子
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