
美浜町生涯学習センターなびあすで行われているプロのピアニストの指導を受けることが出来る公開レッスン『ポルタ De ファツィオリ』。
今年度締めくくりとなる受講生によるファイナルコンサートが3月18日(土)にあります♪
うちの生徒ちゃんも参加♪
私は美浜町出身。
実家はこの『なびあす』のすぐ近く。
現在は敦賀市で教室を開講しています。
教室を始めるとき、
敦賀市の自宅と美浜町の実家の両方で教室ができたらと思ったのですが、少子化と地域の高齢化で子供の数が少なく実家(美浜町)でレッスンは断念。
それでも美浜町の子供たちが音楽に全く興味がないのかと言うとそうではなく、
開講当時から現在も何人かの生徒は美浜町から毎週敦賀までレッスンに通って来てくれています。
生徒名簿を見ても、うちの教室の1/3以上の保護者の方が美浜町出身の方。
だからうちの教室の発表会の会場が敦賀のホールから美浜の『なびあす』になったことで、『遠すぎる!』とクレームが付くことはなく逆に『お祖父ちゃんお祖母ちゃんが来やすくなった』と。
さらに『ポルタ De ファツィオリ』や『ピアノオープンDay』は貴重な体験が出来る機会であり、うちの教室にとっても『なびあす』は大切な存在。
でも、
『なびあす』も、その『企画』も、
美浜町のみなさんの税金で…。
私に出来ることはなんだろ?…と、考えたときに、『素敵な音楽を発信する町』を応援することかなぁ…と。
いつか『なびあすで育ててもらった』と言う人が沢山増えていくよう。
とは言え、
音楽の世界で身を立てると言うより、
町の小さなピアノ教室の講師にしかすぎない私に出来ることはほんとに小さなことだけど…。
子供たちのココロの中に刻むことくらい。
『お父さんに、なぜピアノを習うのか?ピアノを習ってどうなるのか?』と聞かれたと。
子供の頃からピアノを習っていると
頭(脳)の中で『出来る!』が増えるのは専門的な方が色んな記事を書かれていますよね。
ピアノの楽譜は二段(右手と左手)、それを同時に読み取って頭の中で同時に処理して、それを右手と左手に伝える。4つの動作を同時に処理進行させている。
それだけじゃなくて、その処理とほぼ同時に『次』を読んでいる…これって高度な処理能力。
子供の年齢が上がれば(大人になれば)、確かにいろんなことを理解しておぼえることは小さい頃よりも簡単に出来てしまうけど、この処理能力だけは小さいうちに身につけないと、なかなか難しい。
だから音楽界だけでなくいろんな専門家が『子供の習い事にピアノがオススメ』と言っている訳なのです。
さらには、
音楽を通して『豊かなココロ』を育てると言う情操教育の面でも大切な役割が。
…って言う脳科学的な理由もあるのだけど、
そのほんとの答えは『それぞれ』にあるものだと私は思うのです。
人は、生命体としては
音楽がわからなくても生きていける。
それは他のことも同じ。
勉強ができなくてテストの点が悪くても、
泳げなくても、
スポーツが出来なくても、
『生きてはいける』のです。
『なぜピアノを習うのか?』
それは『自分がどうなりたいか』だと。
真っ白なゼロの状態から『どんな自分を作りたいか』だと。
ピアノを習って、
脳の処理能力を上げてそれを他に生かすもよし。
ピアノを習って、
ココロの豊かさを求めたり、人生の支えにするもよし。
ピアノを習って、
音楽の道を進むのもよし。
ピアノを習って、
自分には向かないと感じるのもよし。
大切なことは、
生きていくなかで、無限に存在する『学ぶこと』は、それぞれ意味のあることばかりで、無意味なものなど存在しないと言うこと。
自分のアンテナが感じたものを探しだし、たくさんの『学び』を続けることで一生かかって『自分』を作り続けていくことなのかなぁと思ったりしています。
だから、『なぜ習うの?』に対して、
ピアノのメリットは伝えられるし、
音楽の素晴らしさも伝えられるのだけど、
それに『答え』を与えてあげられれるのは、自分自身。

ちょっとスランプでした(汗)
うちの教室自体のステージ演奏は6月と12月の2回、ちょうど半年に一度ステージに向けて曲を完成させるサイクル。
その通常のサイクルにプラスしてあと2回のステージが公開レッスン『ポルタ De ファツィオリ』を受講することで追加。
私が作っていた『2つのサイクル』は、曲の完成とモチベーションの波も作っていたから、
さぁ大変…!
12月のクリスマスコンサートにピークを迎えた気持ちは燃え尽きてしまって…、来月の本番までどうしたものかと(汗)
きちんと練習する生徒で、来月の本番の曲プラス次の本番である6月の発表会の曲も同時進行でちゃんと練習してくれているのだけど、気持ちが上の空。
音はあってるけど棒読み状態の演奏。
気持ちも『やるぞぉー!』がなく、通常モード。
あかんやん…
で、考えたのが
『楽譜と会話する』こと。
ほんとは作曲者に
『どんな気持ちでこの曲をつくったのですか?』
『どんなモノを表現したかったのですか?』
『どんなことを伝えたかったのですか?』
そんなことを聞けるといいのだろうけど、すでに歴史の中の人。
生徒ちゃんに
『自分だったらどんな場面を想像する?』と。
すると、わくわくしながら楽譜と向かい合い、場面を想像する生徒ちゃん♪
楽譜にも場面と気持ちを書いた付箋をペタペタと。
『ピンクが楽しい気持ち、ブルーが悲しい気持ち、イエローは怒っている!』だそうです。
出来上がったストーリーがおもしろい!
きっと作曲者がこれを読んだら吹き出すに違いない(笑)
『思い浮かべながら演奏する』
思い浮かべることができなかったら
『今の時代、今の自分に置き換えて想像してみる』
これだけのことで随分演奏する気持ちも、演奏も変わってきました♪
頑張れ~♪

まだ発表会まで時間はあるのだけど、この時期から発表会に向けての自主練習♪
それは・・・『最後だから』
保育園のときからレッスンに来てくれて、
4月からは高校3年生。
高校3年の2017年の発表会が彼女にとっては最後の発表会。
その翌年は県外の大学に進学予定。
もう敦賀にはいない…。
『最後だから』悔いのないように、
演奏もプログラムの順番も自分の納得するものにしたいと頑張ってくれている。
レッスンを邪魔しないように静かに入ってきて、私に話しかけることなくただ練習して、また静かに帰っていく彼女。
頑張れ!

高校生になって、部活から帰るともう自宅ではピアノの音は出せない時間になることも…
レッスン室にアバングランド(ハイブリッドピアノ)を置いたこと、少しは役にたっているかな。
Facebookには皆さんからのメッセージ♪
メールやラインもたくさん♪
お買い物には行ったお店にお勤めの保護者の方がだぁーっと駆け寄ってこられて『おめでとうございます!』とメッセージ頂いたり♪
とっても幸せ♪
そんな中、レッスンでも小さな生徒ちゃんから『宝物』を♪
レッスンにぬいぐるみを持ってきたり、カードを持ってきたりと、小さい生徒ちゃんは『自分の宝物』を見せてくれる風景はいつものこと。
昨日も一人の生徒ちゃんが、缶にビー玉を詰め込んで見せてくれた。
『きれいだねー♪』と、そのあといつも通りのレッスン。
帰り際に、『せんせー、一個やるわ!』ときらきらのビー玉をひとつ渡してくれた。
きっと彼にとったら宝箱に集めた『宝物』。
きっとレッスン中、小さなココロで『きれいだねー』と言った私の言葉に応えようといろいろ考えてくれたんだろうなぁ。
小さなココロで、一生懸命『相手のために』を考えて自分の宝物をプレゼントしてくれた彼の気持ちがとっても嬉しい♪
最高のお誕生日プレゼントでした!

はるばる大阪のヤマハから調律師さんが来てくださって原因究明を。
が…
『ここだ!』が見つからず、
『ここかも?』と言うことで、次回更に弦交換に…。
それでなおるといいのだけどなぁ~(泣)
でも、それでもなおらなかったら『このピアノの性質』だそうで、ヤマハの調律師さん曰く『これは許容範囲』だと。
えっ!許容範囲?これが?
音色をうるさく言うのならまだしも、金属音のなるピアノが許容範囲とは?
それでいいの?
それでレッスン?
次回の弦交換でなおればいいのだけど、
ちょっと不信感の残る原因究明でした(泣)
《補足》
『ヤマハの調律師さん』
↓
私が不信感を抱いているのはピアノのメーカーであるヤマハから派遣されてきた調律師さんで、いつもの地元の調律師さんではありません。



発表会に向けての『完成度カード』です。

ピアノの練習って、
学校の宿題のように、『どこまで?』『どれだけ?』って決まってない。
どれだけ練習したら上達するのか、一人一人違うんです。
どれだけ練習出来るかも、一人一人違うんです。
だから、この『完成度カード』の『基準』も一人一人違う。
『自分なりに』『その子なりに』
6月の発表会のステージでそれぞれが笑顔になれるように背中をおす。

市販のものだと、教室の行事やレッスン回数が収まりきらないため、毎年手作りしています♪
今年は20種類を作成!
この中から一年間使用する出席カードを選んでもらい、それぞれの生徒が希望するものを印刷しています。
男の子が増えたため、男の子用の見本を増やしてみました♪
『選ぶ』って、子供たちにとって、
わくわくのエッセンス♪
練習が大変だったり、レッスンで怒られたり、いろいろあるけど…
ほんの少し笑顔になれるエッセンスとしてこの手間も必要だったりします♪
土日の雪は結構積もりましたね・・
教室の駐車場はみなさんが普段お車を停めていただいているスペースはしっかりと除雪してあります!
が…、
現時点では一昨日から除雪が入っておらずサークルKの通りから一本中に入るとひどい状態です(^^;
心配な方は山泉会館に車を停めてください。
車がやっと1台通れるスペースしかありませんので、短時間であっても路上駐車はご遠慮ください。
もうひとつ心配なのが…
屋根雪も落ちそうな気配。
くれぐれも頭上に注意してください。
お車の駐車位置によっては屋根雪直撃かも…こちらもご注意ください。
↓ 教室前の道路。轍が…ひどいです…

でも気持ちは、
そろそろ春に向けて『新しいこと』を始めようと言う方も多いのではないかな?と。
私も何か新しいことを始めたくてわくわく♪
この、敦賀市にある小さなピアノ教室『ぴあの教室』にも、お問い合わせが♪
現在、ぴあの教室には、60名を越える生徒さんがレッスンに来られています。
これは私一人でレッスンできる限界の生徒数かもしれません。
『 敦賀市 ピアノ教室 』
と、検索するとうちの教室のホームページやブログがヒットするようです。
うちがこういったホームページやブログがきっかけで生徒数が多くなったかと言うと、それはちょっと違うような気がしています。
よく『ブログで集客』だとか『ブログで売上アップ』だとか…をうたい文句にした本やネット記事を目にします。
でもね、私の実感としてホームページやブログは、『きっかけ(知ってもらう)の効果』より、『2番目の効果』の方が大きいような気がしています。
『2番目の効果』って?
うちの教室のほとんどの生徒さんは『紹介』なんです。
生徒さんや保護者の方、はたまた私の知り合いから広がったもので、ブログからではないのです。
元々、私の書くこのブログは私自身の『覚書』のようなもの。しかも拙い文章(笑)
『こんな出来事があったよ』だとか、
『私はこんな風に考えています』だとかが中心。
だから、ご紹介いただいた際に、うちを知ってもらうために、『こんなことやってます』と見ていただくための役割の方が大きくなっています。
『発表会ってどんな雰囲気なんだろう?』だとか
『他の生徒さんはどんな風に頑張っているんだろう?』だとか、
ブログ記事から教室を理解してもらう。
また、まずブログを見て頂き納得されてから教室の保護者の方に紹介を依頼されるケースも。
だから、ブログはうちを知ってもらったあとの役割。『2番目の効果』が。
うまく言えないのですが、
大切なのはブログをどう書くかではなく、『ご紹介いただけるレッスンをする』ことなのかもと思っています。
あくまでも私の体験談ですが。
と、言うことで日々拙い文章を繰り広げています~(笑)
